システムの開発工数を見積もる方法として、ファンクションポイント法というのがあります。ファンクションは、英語でfunctionと書きます。functionとは「機能」という意味です。
ファンクションポイントは、機能（ファンクション）に点数（ポイント）をつけることによって、開発工数を見積もる方法です。
例えば、「機能Aは簡単だから1点、機能Bは少し複雑だから2点、機能Cは非常に難しいから5点」というように機能ごとに点数付けを行います。そして、各機能の合計点でシステム全体の工数を算出します。
システム開発では、ハードウェアの調達費だけではなく人件費＝工数にも非常に費用がかかります。赤字にならないように多めに工数を見積もると、莫大な費用となり受注できなくなってしまいます。かといって、受注のために工数を低く見積もると赤字になり経営に大打撃を与えるということになりかねません。
より正確に工数を算出することが重要となります。
