証券外務員講座の講師ブログ
外貨建て保険の活用

皆さん、こんにちは。
フォーサイト証券外務員講師の伊藤亮太です。

今月号は、外貨建て資産に関連する内容を解説します。
今回は、外貨建て保険の活用について。

■外貨建て保険には、終身・個人年金・養老保険がある
 外貨建て保険は、払い込む保険料を米ドルやユーロ、豪ドルといった外貨で運用する保険です。保険料の支払いや運用、保険金、解約返戻金の受け取りは外貨で行われますが、中には保険金の受け取りなどを日本円で受け取ることが可能なものもあります。
 一般的な外貨建ての保険としては、3種類あります。外貨建終身保険、外貨建個人年金保険、外貨建養老保険です。外貨建終身保険は、外貨での保険料の払い込みと運用を行う終身保険です。もし万が一のことがあった場合には、保険金が支払われます。外貨建個人年金保険も外貨での保険料の払い込みと運用を行います。65歳など決まった時期になると、一定期間もしくは終身において、外貨または円貨で年金を受け取ることができます。外貨建養老保険も、外貨での保険料の払い込みと運用を行います。保険期間中に、死亡または保険会社所定の高度障害状態となった場合には死亡保険金または高度障害保険金が支払われます。保険期間中に亡くなることなく満期を迎えた場合には、満期保険金を受け取ることができます。基本的な仕組みは円建ての保険と変わりません。外貨で運用する部分が異なります。
 外貨建て保険のメリットは、一般的に国内の金利よりも海外の金利の方が高いことから、運用により増やしながら保険機能も働かせることができること。円建て保険に比べると、外貨建て保険は予定利率が比較的高く設定されるため、円建てで同じ保険金額の保険に加入するよりも、保険料が割安になることがあります。また、外貨での運用により通貨分散機能が働きます。
 なお、為替変動によっては保険金が払込保険料総額を下回る、つまり損失が出る可能性があります。また、保険関係費、通貨交換費用などのコストがかかるため、短期での解約の場合も解約返戻金が払込保険料総額を下回る恐れがある点にも注意してください。

<演習>
一種・二種受験者、いずれも解いてみてください。

次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】
所得税では、原則として、納税者本人の申告により納付すべき税額が確定し、この確定した税額を納付する申告納税制度が採用されている。

<解答> 〇
適切。所得税では、原則として、納税者本人の申告により納付すべき税額が確定し、この確定した税額を納付する申告納税制度が採用されています。