証券外務員講座の講師ブログ

これからよろしくお願いします

皆さん、こんにちは。フォーサイト専任講師の伊藤です。

いよいよ始まりました、証券外務員資格講座。既にファイナンシャルプランナーの講座は数年間講師を務めておりますが、証券外務員は一からのスタートということで、すべて私伊藤がテキストや問題集等の作成も行っております。是非フル活用いただきますようお願いいたします。

さて、第一回目のブログということで、証券外務員の試験についてお話ししたいと思います。証券外務員資格は、主に一種と二種があります。ほとんどの受験生がこのどちらかを受けることになります。二種外務員資格は、投資信託や債券といった銀行などの金融機関で取り扱いのある金融商品を学習するほか、金融商品取引法、金融サービス提供法など外務員が守るべき法律についても学習します。こうした実務に活かせる部分の配点が高くなっているため、特に金融商品部分と法律の部分をしっかり学習してください。

これに対して、一種外務員資格は、二種外務員試験の範囲に、信用取引、先物取引やオプション取引といったデリバティブ取引が加わります。二種資格試験と同じ範囲からおおよそ6割程度の出題、残り4割が一種ならではの試験範囲からの出題と見て良いでしょう。そのため、すべて網羅する必要があります。一種外務員の範囲は、証券会社で金融商品を販売するための範囲といってよいです。この一種外務員資格を保有すれば、銀行や信用金庫はもちろんのこと、証券会社で資格を活かすことができます。

おそらくですが、最初の一回目の学習では、何やらよくわからない用語がたくさん出てきて戸惑うこともあるでしょう。繰り返し聞くこと、新聞など実際の動向も確認しながら学習すると理解は深まると思います。

是非これから合格までの期間、一緒に頑張りましょう!

<演習>
一種・二種受験者、いずれも解いてみてください。
次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】
二種外務員はいかなる場合も信用取引を受託することはできない。

<解答> ✕
一種外務員・信用取引外務員が同行し確認を行う場合には信用取引を受託することができます。