行政書士講座の講師ブログ

学習における個性

フォーサイトでは、毎年合格者にインタビューをして、
その模様を動画で皆さんにもお知らせしています。

そこでは、合格者の方がどのような勉強方法を
採用して合格されたのか、について伺います。

また、それとは別に、毎日のように道場破りの
質問制度を通じて、色々な受講生の方の
学習方法などを伺っています。

色々な方のお話を伺って思うのは、
学習方法にも個性がある、ということです。

例えば、「暗記が得意」という方もいれば、
「暗記は苦手」という方もいます。

「計画を綿密に立てるのが好き」という人もいれば、
「計画は適当に」という人もいます。

これ以外にも、テキストを読み込む派と
問題集をやりこむ派とか、サブノートを作る派と作らない派、
書いて覚える派と黙読派もしくは音読派、などなどです。

書いて覚える場合には、当然のことながら
黙読派よりも時間がかかりますし、サブノートを作る派は、
作らない人よりも時間がかかります。

しかも、それらは学習というよりも作業に近いものかもしれません。

しかし、それでも、私は学習には個性があり、
あまりに時間の無駄と思われるような作業を除いて、
ある程度は、自分の好きな方法で取り組む方が良いと思います。
(もちろん、あまりに無駄な作業はだめですよ)

勉強方法の本などを読むと、著者が「この方法がベスト!」
だと書いてあることが多いですが、
その人や色々な人に当てはまったとしても、
それが自分にも当てはまるかは分かりません。

ただ、そのような本を読むことで、自分の知らなかった
自分に合う方法が見つかるかもしれませんので、
そのような本を読むこと自体は有益だと思います。

大切なことは、自分に合う方法を見つけることだと思います。

今年は、これで最後の更新です。
みなさん良いお年をお迎えください!