保育士講座の講師ブログ

15歳未満の子どもの人口推計が発表されました

先日、総務省から、「こどもの日」に合わせて、
15歳未満の子どもの人口推計(4月1日現在)が発表されました。
(参照リンク:https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi1281.html#a-1

総務省の発表によると、
2021年は前年に比べ19万人少ない1,493万人で、
1982年から40年連続の減少となりました。
これは、比較可能な1950年以降で過去最少を更新し、
少子化の加速に歯止めがかからない現状が改めて示されたことになります。

少子化の状況は、私たちにとっても肌身で感じられる問題になってきました。
小中学校の統廃合が各地で進んでいることは、
そうした状況を如実にあらわしているといえます。

保育士試験でも、
データ問題で出題される可能性が高い統計結果だと思います。
細かい数字が問われることは基本的にありませんが、
おおまかな傾向は押さえておいて損はないでしょう。
つまり、今回の総務省の発表で押さえるべきポイントは、
「1982年から40年連続の減少」、
「1950年以降で過去最少の1,493万人」です。

毎日の試験勉強でなかなかメディアの情報に触れる機会がとりにくいかもしれませんが、
子ども関係の統計に関するニュースは、
ぜひともチェックしておきましょう。
私たち保育士講座講師陣からも
積極的にこうした試験に役立つ最新情報について発信していきたいと思います。