インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

続・音!

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

今年度の1次試験日まで後20日です。
とにかく体調を崩さないように気をつけて、焦らないで、いつも通り過ごして下さい。

前々回に続き「音」についてお話します。
音とは?音の大きさとは?ということを理解したところで、それらの応用です。試験にはこのあたりが出題されます。下記の3つを覚えて下さい。

 ①音の強さは音源からの距離の2乗に反比例して減少する。
すなわち、距離が2倍になったら、音の強さは1/4になります。

 ②同じ音源の数が2つになると、1つの場合に比べて音圧レベルの値は3d B増加する。
すなわち、50d Bの音に50d Bの音が加わったら、音の強さは2倍になり、音圧レベルは3dB増加して53dBになります。同様に、音の強さが1/2倍になったら、音圧レベルは3dB減少します。

 ③基準値と音の強さが同じになった時、音の強さレベルは0dBになります。0dBの音の強さが10倍になったら、音の強さレベルは10dB、100倍になったら20dBになります。
すなわち、0d Bから音の強さが10倍、100倍、1000倍・・・となったら音の強さレベルは10d B、20d B、30d B・・・となります。

音の分野には、常用対数、球の表面積の公式や人間の可聴範囲の数値などが関連してきます。これらが関連すると桁数が異なるので複雑になります。数値を見やすくするために物理量を『レベル』で表しています(興味のある方はレベルについて時間のある時に調べてみて下さい)。
「レベル」がついている時といない時を混同しないようにして下さい。

それではこのあたりで、また!