インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

同じところから出題される木材の性質

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

体調はいかがですか?息抜きを入れながら体調管理に気をつけて、コンスタントに学習してください。

昨年度が第40回の本試験です、私は25回からこの本試験の解説をしていますが、びっくりするぐらい同じことばかり出題されていると思うのが、木材の性質についてです。
・木材の状態と含水率
生材状態の含水率50〜150%、気乾状態の含水率15%、全乾状態0%
→気乾状態まで乾燥させてから加工すると変形が少ない。
・木材の収縮率
接線方向の収縮率5〜12%>半径方向の収縮率2〜6%>軸方向の収縮率0.1〜0.6%
→収縮して割れないように背割をする。
・木材の木取り
木表と木裏、柾目と板目、心材(四方板目)と心去り材(二方柾目、四方柾)
→敷居や鴨居の溝彫りは、反りを防ぐために木表側にする

この3つについては確実に数字、名称とも覚えてください。そしてこのような木材の性質からどのように加工すれば良いのか、ある程度想像することができます。
必ず得点につながります。

それではこのあたりで、また!