インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

建築物の基礎はどの部分?

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

今年の受験申込み期間は、一次試験、二次試験とも7月18日から8月31日まで、インターネットによる受付のみです。
ギリギリにならないように早めに申し込んで下さい。

インテリアコーディネーター資格試験で出題される「基礎」は、ほとんど木構造の基礎についてです。
「基礎」は建物のどの部分のことを言うのか正確に理解していますか?
1;地業(基礎が接する地盤の整備)
2;捨てコンクリートの打設(基礎の位置の墨出しのため)
3;基礎
4;土台(基礎の上の木製角材の構造体)
上記のように、基礎は建物の荷重を地盤に伝達する重要な役割があります。
だから、正確に基礎の位置を出すために(わざわざ)捨てコンクリートを打ちます。
だから、地盤と接する面積が少ない布基礎にはフーチンをつけます。
だから、基礎と土台をアンカーボルトで緊結します。
だから、耐力的に弱くなる床下換気口は、基礎と土台の隙間にパッキンを入れたネコ土台にします。

このように、その工事の目的を正確に理解すると、次の段階を覚えるときに「だからか〜」と頭に入りやすくなります。

それではこのあたりで、また!