皆さん、こんにちは。
今月は年ごとの合格率の推移をみてみましょう。
社会人、学生さんに分けて合格率の推移をみてみると、次のとおりです。
平成24年 | 平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | |
社会人 | 51.36% | 60.15% | 58.55% | 53.54% |
学生 | 25.20% | 33.90% | 35.15% | 37.24% |
平成25年からは、平成24年と比べて社会人・学生さんとも合格率が上がっています。
過去問を見ても明らかですが、平成25年試験からAランク・Bランクの問題が多くなっていますから、
全体として試験が易しくなったのでしょうね。その傾向は平成26年も続きました。
ここで注目したいのは、合格率の上昇傾向です。
社会人は平成24年の51.36%から、平成25年には60.15%へと、1.2倍ほどになったあと、
平成27年には53.54%まで落ち込み、平成24年(試験が易しくなる前の水準)に戻ってしまいました。
学生さんは平成24年の25.20%から徐々に水準を上げて平成27年には37.24%へと挙がっています。
おぉ~、学生さんの合格率の上がり方のほうがより高くなっていますね。
学生さんはがんばったんでしょうね。
もちろん、もともと、学生さんの合格率のほうが、社会人に比べてかなり低かったのですから、
学生の合格率の上がり方のほうがよく見えるに決まっていますが、注目したいのは、
徐々に水準を上げていって、それを維持しているということですね。
合格するために必要な勉強を実践できる方が徐々に増えているということでしょうね。
それに比べて我々社会人はどうしましょう?
学生さんに負けないようにがんばらなくては!