みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。
前回は、「エタノール」についてご紹介しましたので、今回はアルコール類のうち「n-プロピルアルコール」について見ていきたいと思います。
n-プロピルアルコールは、人体への毒性が低いため、食品添加物や香料として用いられています。n は「ノルマル」と読み、「直鎖」つまり、枝分かれしていないことを意味し、以下のような特徴があります。
▪無色透明の液体
▪引火点が低い(23℃)
▪発火点は412℃である
▪比重は約0.8である
▪特有の臭いがある
▪水より軽く、 水に溶け、エーテルにも溶ける
アルコール類のうち、メタノールやエタノールは比較的、見聞きすることもあるかと思いますが、n-プロピルアルコールは、あまり聞きなれない方も多いかと思います。
アルコール類のうち、n-プロピルアルコールは最も出題頻度が低いので、学習に余裕がない場合は、後回しにしてもよく、優先順位は低くなります。
今回は、「n-プロピルアルコール」についてご紹介しましたので、次回は「イソプロピルアルコール」についてご紹介していきたいと思います。