危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

物理の基礎に関する過去問⑫

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続き「物理の基礎に関する過去問」をご紹介していきたいと思います。

次の文の( )内のA~Cに当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
「可燃性液体は一般に電気の( A )であり、これらの液体がパイプやホース中を流れるときは、静電気が発生しやすい。この静電気の蓄積を防止するには、なるべく流速を( B )し、電気の( C )により接地するなどの方法がある。」
   A   B    C
1. 導体  遅く  絶縁体
2. 不導体 速く  導体
3. 不導体 遅く  導体
4. 導体  速く  絶縁体
5. 導体  遅く  導体

空欄を補充すると以下のようになります。

可燃性液体は一般に電気の( A 不導体 )であり、これらの液体がパイプやホース中を流れるときは、静電気が発生しやすい。この静電気の蓄積を防止するには、なるべく流速を( B 遅く )し、電気の( C 導体 )により接地するなどの方法がある。

よって、Aには「不導体」、Bには「遅く」、Cには「導体」の語句が入るため、正解は3になります。

本試験では、単純な正誤問題の他に本問のような空欄補充形式の問題が出題されることもあります。
空欄補充形式の問題は、ご自身の分かりやすいところから空欄を埋めていき消去法で正解を絞り込むことで正解率があがります。

今回は「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、次回も引き続き「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介していきたいと思います。