公務員試験対策講座の講師ブログ

公務員試験受験をやめようかなと思っている方へ

こんにちは!
数的処理科目担当講師の岩崎です。

さて、タイトルの通り、大学生の方で受験を辞め、民間企業の就活へシフトチェンジを考えている方へのアドバイスです。
「受験を辞める人へのアドバイスって?」と疑問に思われるかもしれません。
ただ、毎年大学生の受講生の一定数が進路変更を検討するのは当たり前のことなので、これはそんな方へのアドバイスとなります。

インターンへの参加し、秋口からは就職ガイダンスが頻繁に開かれ、大学全体で就職活動の雰囲気が盛り上がりますよね。
また、採用担当者が魅力的に企業の良さを語ってくれます。
もちろん、心の底から行きたいという民間企業に出会えたのであれば、僕も心から応援します。
当然のことながら、公務員試験の勉強を始めたタイミングでは知らなかった企業があるので、そんな出会いもあるはずです。
これは、前向きに受験を辞めるパターンです。

ただ、毎年直接お会いするたくさんの大学生を見ていると、そうではない方も多くいるように感じます。

特に今回はこちらの方へのメッセージとなります。

具体的には「公務員試験の勉強がしんどい」という方です。
確かに、勉強は決して楽ではありませんから、お気持ちはわかります。

ただ、公務員試験の勉強を辞める前に、次の2つの問いかけだけ、考えてみてください。

①今の学力を一切無視したとしても、公務員試験の勉強をやめたいか?
つまり、現時点で「勉強がきつい」、「まわりに置いて行かれていると感じている」、というのが理由なのであれば、この答えは変わってくるはずです。
教養型であれば、半年計画で合格される方もたくさんいらっしゃいます。
であれば「専門科目もやっていたのを教養だけに絞る」なんて戦略もあります。
また、「難度の低い試験種に切り替える」という手もありますね。
今の時期は、決して、まだ学力を理由に受験を諦める時期ではありません。

②併願という選択肢はないのか?
確かに、スケジュール的には大変なものになりますが、両立させて公務員、一般企業の両方に内定して一般企業を選ぶ方も僕は見てきています。
どちらも内定してからゆっくりあなたにとってのベストを考えてもいいのではないかな、と個人的には思います。

僕の恩師はかつてこう言っていました。
「諦めたらそこで試合終了だよ」