こんにちは!
数的処理科目担当講師の岩崎です。
さて、さっそくですがタイトルにある通り、この時期に「新しい参考書を追加で購入」という暴挙を思いとどまっていただくための記事です。
この時期に買ってもいいのは、時事問題対策・面接対策の書籍ぐらいです。
今年度の春(4月~6月)受験を想定して書いていますが、これから学習をスタートする方にもスケジュール感の参考になりますから、是非ご一読ください。
「手を広げすぎる受験生は落ちる」
受験界の定説で、これはもちろん公務員試験にも当てはまります。
まず、直前期は、これまでの学習の確認に充てたいので、ここからさらに知らない問題に挑むべきではありません。
心理としては「伸び悩む」、「不安を感じて何か新しいことをしなくてはと急き立てられる」というところなのですが、決してやってはいけません。
直前に仕入れた知識はあやふやになりがちです。すると、あやふやな知識は、しっかり身についていた知識を邪魔します。
「あれ、これってどっちだっけ?」
試験会場での混乱の元ですよね。
あやふやな知識であればない方がマシ!
とすっぱり割り切って、今持っている問題集と(心中するぐらいの覚悟で)添い遂げましょう。
これから学習をスタートする方に注意していただきたいのですが、とは言っても、複数の参考書を持っていること自体は問題ありません。
①インプット用の書籍→問題集
ですとか
②平易な問題集→レベルを上げたもの
③メインの問題集→試験種別の問題集
のように、意図があって複数の参考書を使うことはもちろんオッケーです。
なお、フォーサイトでは
①インプット用の書籍→問題集
の流れがテキストと問題集で構成されています。
直前期ほど、過去の自分の努力を信じてあげたいものです。