公務員試験対策講座の講師ブログ

あと一週間で何をすればよいですか?

7月以降も公務員試験は続々と続いていきます。
これは最近学習を始めた方にも役立つ話ですので、参考にしていただけると嬉しいです。

タイトルの質問なのですが、要は「最後の詰め込みに何をすべきか」という問いだといえます。

僕の答えとしては

「残りの時間で得点の上昇の見込めそうな分野、つまり①何度も解いたけど不安のある個所、②最後に解いたのがだいぶ前の問題が一番コスパが良いと思います」

となるわけですが、この回答でキョトンとされる方がいます。

要するにその方は

具体的に
「確率の反復試行!」とか「余りの問題の余りがそろってるヤツ!」
というピンポイントのものが欲しいのかなと思います。

が、そのアドバイスはできません。

まず、出題傾向からピンポイントである程度指摘することは可能ですが、そもそも本人が指摘したパターンを完璧に自分のものにしている場合、それを再確認する時間はもったいないですし、別の問題を解いたほうが合格の確率は上がるに決まっています。

逆に、本人が「捨て論点」としていた場合、一週間で再度ここから身に着けようとするのも割に合いません。

ですから、試験が近づけば近づくほど、「自分の中での自信度」と「得点」までの距離感が大切になってきます。

「あと少し!!!」のものほど、短期間での点数獲得の可能性は高いですよね?

そこでご自身が問題集に付けた印が参考になるわけです。
ここからは学習途中の方にも参考になるお話です。

フォーサイトでは問題集のはしがきにもあるように
①解いた日付
②自信
を印で記入するようにオススメしています。

パラパラっとめくってみて

①解いた日付が随分前のもの
②正解は出せているがそれまでに解いた回数が多いもの(要は、間違えまくった)
③同じように三回解いているが、「××〇」のような印になっていて、3回目はたまたまできたかもしれないような問題

のように、視覚で最終確認場所をチェックするのが一つのやり方です。

また、印は自由に設定していいので、僕なんかは「◎解けた上に自信あり」「☆もう解かなくてもOK」というようにさらに解いた問題のランク付けを細かく設定していくことなんかもお勧めしています。

最後まで得点は伸びます。あきらめずに頑張っていきましょう。