公務員試験対策講座の講師ブログ

最近、学習を始めた方へ

春先から学習を開始された方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方へのアドバイス3点です。危険な兆候のチェックリストなんかも作ってみました。

①張り切りすぎない

意外に思われる方も多いかと思いますが、スタート時点でやたら張り切っていると心配になります。
公務員試験は長丁場です。車の発進同様、ソロっとスタートするぐらいでちょうどいいですよ。
直前期には嫌でも勉強漬けになります。今は、そのための基礎体力作りの期間です。

危険な兆候:
「1日8時間勉強する」というような予定が手帳に書いてある
「参考書やテキストをあれやこれや買い込む(1科目につきテキストと問題集は一種類ずつあればいい時期です)」

②学習は習慣の一つになりましたか?

①とのからみで、バリバリやる必要はありません。
予備校等を利用している方は通学が当たり前の流れになっているか、自習の時間が、スケジュールに少しでも組み込まれているかをチェックしましょう。
特に、試験勉強・受験勉強から離れていた、あるいは「AO入試等で進学しており、受験勉強には大きなストレスを感じる」という方であれば、「講義」+「1日に少しでも勉強」という状況ができていれば来年の教養型試験については十分かといえます。

危険な兆候:
「自分の立てたスケジュールを平気で反故にする」
「講義を欠席してフォローも見ない」

③短時間でいいので、その場は100%の力で取り組めていますか?

長時間の学習は必要ないとはいいましたが、その分、設定した時間に関しては100%の力で取り組むことをオススメします。
僕も含め多くの人がそうだと思いますが、新しい技術を習得するために6~7割の力でこなせる人は少ないはずです。
ながら運転は危険ですが、ながら勉強もかなり危険なものです。

危険な兆候:
「講義に出席、講義動画の視聴の最中に内職をする」
「問題集を解いている途中にスマホが鳴ったらそっちに手が動く」

どうでしょうか?参考にしてみてください。