年金アドバイザー3級講座の講師ブログ

年金には、どんな法改正があるの? その3の2

 「年金には、どんな法改正があるの? その3」という前々回の記事で、新元号を昭和表記に変換する方法についてご紹介しますと告知しておりました。しかし、前回の「年金には、どんな法改正があるの? その4」において、国民年金保険料の免除制度の新設についての記事を先に書きました。そこで、1週間遅れとはなりますが、新元号を昭和表記にする方法について、今回の記事でご紹介いたします。

 新元号を昭和表記にするには、+93をするだけです。たとえば、〇〇(新元号)2年は、昭和95年(2+93)となります。

 なぜ+93となるかを理解するには、平成を昭和表記にするために+63していたことを思い出していただく必要があります。昭和64年と平成元年は、どちらも同じ1989年のことを指しています。そこで、64-1=63をプラスすることで、平成を昭和表記にすることができたのです。

 それと理屈は同じです。まずは、新元号を平成表記にする方法を考えればいいのです。平成31年と新元号の元年は、どちらも同じ2019年のことを指しています。そこで、31-1=30をプラスすることで、新元号を平成表記にすることができます

 まとめると、
・平成を昭和表記にするため…+63
・新元号を平成表記にするため…+30

 もうお気づきですね。これら2つを合わせると、
 
新元号を昭和表記にするため、+93(63+30)をするということになります。

 次回の記事では、新元号を使った期間の計算の例題を、実際に解いてみたいと思います。次回は忘れませんからね。