簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
秋も深まってきて、寒い日が増えてきました。
皆さん体調管理には十分気をつけて!

11/18(日)は第150回の検定試験です。

2級は3年にわたって徐々に試験範囲が変更されてきましたが、
今年の試験範囲が完成形です。
新試験範囲から少しずつ出題され始め、出題のされ方が少しずつが分かってきましたね。

初年度(3年前)の試験範囲変更項目(その他有価証券や外貨換算など)は、
もう、“普通の項目”として認識されるようになってきたでしょうか。
新試験範囲だから出る可能性は低いとか、いやいや、逆に出る可能性が高いとか、
そういったことはあまり考えず、新試験範囲であろうとなかろうと、
全体の中の一部という位置づけで、冷静に対応してきましょう!

連結もすでに2回出題されました。
やはり連結は難しいですね。
でも、連結が出題されたときには、他の問題の難易度が少し低いようで、
全体的な合格率が大幅に低くなるということはなかったようです。
「連結が苦手」という声を多くいただきますが、
「第3問で連結が出たときには、連結の中でも簡単な部分(資本連結)だけに手を付け、
第3問以外の問題に多くの時間をかける」
という戦略が有効なのかもしれませんね。
 
3級のほうは来年4月から試験範囲が変更されます。
来年4月からの3級の試験範囲変更では、
試験範囲から外れる項目は少なく(5項目)、
多くの項目が追加されます(14項目)。何とか今年のうちに合格しておきましょう!

また、試験直前のこの時期になると、簿記処理の能力というよりも、
体調や精神面をケアすることが重要になります。
季節の変わり目ですからカゼをひかないようにすることは当然のこと、
特に自信をなくさないようにすることが重要だと思います。

ラストスパートの時期は、時間が許す限り、自分の得意な問題を解いて、
自信を維持することを第一に考えましょう。
いろいろな問題を解いてどんな問題が出ても対応できるようにと、
今まで解いたことのない問題にチャレンジし、
新しい教材に手を出してしまったばっかりに自信をなくしてしまっては元も子もありません。

過去問題を見る限り、簿記検定試験はけっこうワンパターンなのですから、
新しい問題もそれほど多くはありません。
その点からも、この時期はこれまで使ってきた教材の中でも得意と感じている問題を
練習することが最重要だと思います。

得意な問題を繰り返し解くのは、簿記の手続きを体にすり込むという役割も担っています。
「簿記は習うより慣れろ」とも言われますが、
得意な問題を繰り返し解いて、簿記の手続きに「慣れた」状態を作り上げると、
これまで解けなかった問題がスラっと解けてしまうことがよくあります。

ですから、最も重視することは「慣れた」状態と自信を維持するために、
得意な問題を解くことであり、その延長上で、ちょっとだけ不得意な問題に手を出す程度にしておきましょう。
不得意な問題が解けないからといって決して深追いしてはいけません。
検定試験では30%間違えても合格なのですから、
不得意な問題の一部だけが解けるようになるだけでいいのですよ。

さぁ、皆さんがんばっていきましょう!



小野正芳

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