社会保険労務士講座の講師ブログ

人口動態統計

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

勉強は順調に進んでいるでしょうか。

さて、今回は、令和4年(2022)人口動態統計についてです。

現在、少子化について注目されていて、様々な施策にも影響を及ぼしています。
令和5年版厚生労働白書には、
1990(平成2)年には、前年(1989年)における合計特殊出生率が1.57となった
ことが公表され(「1.57ショック」)、少子化の進行を踏まえた総合的な取組みが政府
部内で本格的に取り上げられる契機となった。
という記載があります。

令和4年(2022)人口動態統計では、
出生数は、770,759人過去最少(7年連続減少)、
合計特殊出生率は、1.26過去最低(7年連続低下)
となっています。

合計特殊出生率に関しては、
平成4年度の択一式で、
我が国では、平均寿命の伸長と出生率の低下(平成2年度においては過去最低
の1.54を記録)により、平成2年10月1日現在、65歳以上の高齢者の人口は
1,489万5千人で総人口の12%を占め、今後も急速な高齢化が進むことが予想
されている。
という正しい出題があり、さらに、平成30年度の選択式で出題された実績が
あります。
再び出題されるということも考えられるので、合計特殊出生率はどのくらいなのか、
その推移はどうなっているのかは確認しておきましょう。

それと、出生数については、令和5年版厚生労働白書において、
2022年の出生数は80万人を割り込むなど、急速に少子化が進展している。
という記載があるので、こちらも確認しておきましょう。