社会保険労務士講座の講師ブログ

障害者雇用状況の集計結果

今年が始まったと思ったら、1月はもうすぐ終わりです。
今年の試験まではおよそ7か月。
時間はたちまち経過してしまいます。
フォーサイト専任講師の加藤です。

さて、今回は、「障害者雇用状況の集計結果」に関することです。

例年、12月に、厚生労働省が「障害者雇用状況の集計結果」を公表していて、
先月、「令和5年 障害者雇用状況の集計結果」が公表されました。
この調査結果は、選択式で出題された実績があります。

その出題に、
平成24年6月1日時点で法定雇用率を達成している民間企業は、全体の( C )
であった
というものがあり、答えは「半数近く」でした。

労働経済に関しては、割合などを論点した問題が出ることがありますが、
このように、ピンポイントの数字ではなく、おおよその割合さえ知っていれば、
正解を導き出せるというものがあります。

「令和5年 障害者雇用状況の集計結果」については、
主だったものとして、民間企業に関して
● 実雇用率は12年連続で過去最高2.33%
● 法定雇用率達成企業の割合は50.1%(前年48.3%)
となっているので、これらのおおよその割合と対前年比上昇していること、
この点を知っておきましょう。

それと、障害者雇用に関する出題があるときは、障害者雇用促進法の法定雇用率
などと組み合わせて出題してくることがあるので、
法定雇用率は正確に覚えておきましょう。

それでは、今回は、これまでです。