皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
今日もがんばっていきましょう!
9月初旬、7&iホールディングスが、そごう・西武をフォートレス(米ファンド)へ、実質8,500万円で売却しました(フォートレスは5月までソフトバンクの子会社だったのですが、今はアブダビの政府系ファンドの子会社になっているようです)。
千葉市在住の私にとって、市内に唯一のデパートがそごうです。私くらいの年齢層が好みそうなお洋服がコンパクトにまとっている紳士服売り場(アウトレットみたいにあまりも店が多いとおじさんにとっては洋服選びも大変なので、コンパクトにまとめてもらうととても選びやすいのです)、なかなかおいしそうな食料品(中食)売り場にもしょっちゅうお世話になっています。どこかにお土産をもっていかなければならないときは、そごうの地下に行けばほぼ間違いないものが入手できます。
そんなそごうが、何と、実質8,500万円で売られてしまったのです(哀)。そごう・西部の企業価値は2,200億円ほどとされましたが、そごう・西武が2,000億円ほどの負債をかかえているためそれを差し引き、運転資本の調整などが行われた結果、譲渡価格は8,500万円になりました。
ただ、フォートレスは、営業を継続するために、そごう・西武に600~800億円ほどの投資(店舗の改装など)を行いますので、8,500万円ですべてが手に入るわけではなさそうです。
ヨドバシカメラがデパートの中に入る・入らないで揉めていますが、個人的には、入っても全然かまわないから、そごう・西武そのものを残して!と思います。入るか・入らないかではなく、入り方の議論が出てくればいいのになぁと思います。今の家電量販店の売り方(すごく明るくて少しギラギラした感じの店舗)そのままでそごう・西武の中に入ると、店舗内ですごく違和感が出てくるでしょう。ですから、百貨店の雰囲気に合わせた、新しい家電量販の姿を見せるとうまくいくのではないかと思うのです。
「素人が偉そうに!」って感じですみません。
とにかく、そごう・西武が残ってくれることを祈るだけです!