皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
今日もがんばっていきましょう!
様々なサービスがネット上で提供されるようになり、私たちにはセキュリティに関する高い意識が求められています。
セキュリティの手段として最も一般的で、最もよく使われていると思われるのがぱすわーど。皆さんも様々な場面でパスワードを使ってらっしゃるでしょう? 皆さんはどんなパスワードを使ってらっしゃいますか? 他人に解読(推定)されないようなパスワードを使ってらっしゃいますか?
セキュリティ企業のGMOサイバーセキュリティが2008年~2022年にかけて流出した連結売上高上位100社の社員のパスワード28,000件を収集し、分析しました。このうち、64%にあたる16,275件はほぼ確実に攻撃者に推測されてしまうパスワードでした。例えば、「12345」や「password」といった文字列をパスワードとして使っていたそうです。このようなパスワードであれば瞬時に推定され、すぐに侵入されてしまいます。
ではどのようなパスワードならば安全なのでしょうか?
GMOサイバーセキュリティによれば、ランダムな英数字10文字のパスワードであれば解読されるまでに7ヶ月程度かかるそうです。ランダムな英数字22文字のパスワードであれば解読されるまでに13兆年かかるそうです。13~14文字くらいにしておけば20~30年は大丈夫でしょうか。
多くのネットサービスを利用しているとパスワードもたくさん必要になります。しかし、それぞれのサービスで異なるパスワードを設定すると、それを覚えておくことができないため、面倒になり、パスワードを使い回してしまいます。
そういう事情は分かるのですが、かといって「12345」はパスワードとしての役割を果たせないものです。
自分の身は自分で守らなければなりません。早速、いろんなサービスのパスワードを可読されないものに代えていくことにしましょう。どうやって覚えておこうかな・・・。