簿記講座の講師ブログ

世界2位のお金持ち人数!

 皆さん、こんにちは!
 簿記講座担当の小野です。
 行楽の秋。遊びに行きまくりたいですね! でもダメか・・・。勉強しなきゃ。

 百貨店が外商に力を入れているそうです。
 外商といえば、百貨店の担当者が、超高額な商品をたくさんお金持ちの家にお届けするサービスのようなイメージがありますが、この不況の中、力を入れるほどお金持ちがいるのか?と思ってしまいます。

 でも、百貨店が力を入れているということは、それなりにそのサービスを利用する人たちがいるのでしょう。力を入れているのは40代の若い層で、利用額も比較的少額(といっても数百万円単位らしいですが…)なのだそうです。
 起業に成功してそれなりの財産を獲得したりした層で、ライトな感覚で使う(自分が買い物するうちのほんの一部だけの買い物だけに外商を使う)層に照準を絞っているそうです。
 2019年度(コロナ前)に比べて、2021年度の利用額は全体で2倍くらい、44歳以下に限っては5倍を超えます。外商の主な顧客であるイメージがある65歳以上の層の利用額は1.3倍程度であまり伸びていません。それだけ、44歳以下の層の買い物額が伸びているのですね。

 日本は不況といわれているのに、外商サービスを利用できるほどお金を持っている日本人がそんなに多いのでしょうか? その実態は・・・、なんと、日本のお金持ちの人数は世界第2位なのだそうです! 正確に言うと、100万ドル以上の金融資産を保有している人数が世界2位の365万人!(1位はアメリカの746万人) 日本人の3%が100万ドル以上持っているとは! すごい! 持ってる人は持っているんですね!

 じゃぁ、3%といえばどのくらいでしょう?
 私が日頃愛用しているJR東日本の総武線快速電車。1両の定員は162名だそうです。ということは、ほぼ満員電車の場合、その中に1億円以上持っている人は5人くらい(162名×3%)ですね。今度からは粗相しないように電車にのらなければいけませんね。
 我が家の息子のクラスは1クラス33~34人。ということは、そのうちの1人の親御さんは1億円以上持っている計算になります! 次回授業参観に行ったら、皆さんに満面の笑みで挨拶をして回らないといけません。
 おっと、3%って結構な割合ですね。