簿記講座の講師ブログ

稼ぐために寝ろ!

 皆さん、こんにちは!
 簿記講座担当の小野です。
 実りの秋ですからおいしいものの誘惑が強烈な時期でたいへん時期かもしれませんが、合格することを想像して、ちょっとビシっといきましょう!

 仕事上で幸せになる(担当している仕事を成功させる、出世を目指す、給料アップを目指すなどなど)ために、寝る間も惜しんで仕事に打ち込み、資格を取るためにいろんな勉強をして能力アップを果たす。これが、一生懸命頑張るサラリーマンのイメージでしょうか? かくいう私も寝る間を惜しんでそれなりに働いてきたせいか(短い睡眠時間が体に染みついているせいか)、アラフィフの現在は朝の4~5時には目覚めてしまい(二度寝はできません)、ぐっすり眠れることも少なくなってきました。

 ウィジングスの調査によると、
・日本人:平均睡眠時間は6時間20分ほど、1人あたりの労働生産性は8万ドルほど
・欧米人:平均睡眠時間は7時間15分ほど、1人あたりの労働生産性は11万ドルほど
という調査結果が出されました。
 
 上記は因果関係ではなく相関関係ですから、睡眠が短いから労働生産性が低いという関係が、必ずしも、直接的に成立するわけではありませんが、何らかの要素を挟んで、睡眠の短さと稼ぎの少なさが関連しているということでしょう。

 日本人は平均1時間も睡眠時間が短いのですね! ということは、1ヶ月で約30時間、1年で365時間(まるまる15日分!)の休養を体から奪っているということです。皆さん、会社が休日を15日減らしたら怒り狂いますよね? でも、実際に日本人は平均的にみて、体から15日分の休養を奪っているわけです。

 そりゃぁ、パフォーマンスも上がらないですよね。今回の調査は、効率よく働くための仕掛け(パフォーマンスを発揮するための体作り)もとても大切であるということを指摘しています。でも残業が多く、7時間も寝ていたら、翌日遅刻してしまうような状況も多々あるでしょう。私のようなアラフィフはどうせ眠れないので、多少残業してもかまわないと思っちゃいます。

 いやいや、それがいけないのですね。アラフィフのような人間が率先して早く帰って寝る。それが日本人全体の給料アップの鍵かもしれません。