皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
少しずつ寒くなってきた今日この頃。体調管理に気を付けて頑張っていきましょう。
コロナ対応が徐々に緩和されてきました。
街中でも外国人の姿をよく見かけるようになりましたね。
私は、仕事が立て込んでいるとき、作業時間を少しでも確保するため成田エクスプレスを利用します。千葉から都内までの40~50分が確保できれば、細々とした作業をいくつか終わらせることができます。その成田エクスプレス、半年くらい前までは1両に数人が乗っているだけだったのですが、最近は窓側の席はほぼ埋まっていて、全体では6割くらいの乗車率でしょうか。トランクを抱えた旅行者も多い感じです
外国から多くの方々が来ていただき、景気が良くなるのは大変ありがたいですが、利用者として気になるのが宿泊施設の料金高騰ですね! 11月からは全国旅行支援も始まり、料金が少しずつ高くなっているようです。
私は、仕事の都合で、月に1~2回、都内に宿泊します。
9月・10月頃、帽子がトレードマークの社長のビジネスホテルは、新宿で1泊6,000~7,000円でした(この価格が安すぎるという話もありますが・・・)。それが11月になると12,000円! しかも、残り部屋数も1桁という状態です。新宿という土地を考えると12,000円でも安いのかもしれませんが、1ヶ月で約2倍です。旅行業界の景気はよくなっているのかもしれませんね。
年末年始も、かなり高そうですね。
年末年始は家族で少し旅行するのが恒例なのですが、ムムムムム、どこもいいお値段です。ちょっと今年はどうしようかなというくらいのお値段になっていますね(泣)。
この30年間、日本人の賃金はほとんど上がっていません。逆に外国の賃金はかなり上がっています。その結果、外国人にとっては日本のサービスが激安に映ります。日本のサービス業はそんな外国人に対して価格を高くするようになり、賃金が上がっていない日本人は外国人の物価水準で国内サービスを消費しなければならなくなります。
これはグローバル化の負の側面でしょう。ヒト・モノの行き来が盛んになれば、それらの価格も一定の水準に収れんしていきます。
さて、今後、日本は世界の物価上昇についていけるでしょうか?