皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
“食欲の秋”が過ぎていき、実績が上がってきた(お腹が出てきた)今日この頃です。
皆さん気をつけましょう!
ラララむじんくん、ラララむじんくん、ララララ。
宇宙人がこうコーラスをしたCMを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
40~50歳代であれば若い頃によく目にしたCMですね。
アコム、プロミス、アイフル・・・。
一時期は一世を風靡した業界でした。
しかし、過払金返還訴訟に負けてしまったことから、そこからは法的に貸出制限を設定され、業務拡大が難しい時期が続きました。
しかし今はスマホ契約を足がかりに業務拡大を続けているそうです。消費者金融各社の無人契約機は最盛期から3割ほど減少し、代わりにスマホ契約が主流(契約に占める割合は9割)になっています。スマホ契約は究極の無人契約機ですよね。
スマホ契約の中でもLINEクレジットは融資する際にLINEスコアを算定して貸出金利を決めます。メッセージの頻度や友だちの増減をもとに算定されるスコアで、このスコアによって大手よりも5%近い低い金利で借りることができる人も多いそうです。友だちが多いとそれだけネットワークが広いということであり、それが本人の信用力をアップさせるのでしょう。
またメルカリが運営するメルペイも消費者金融事業を行っており、そこではメルカリでの販売実績や発送状況(期限内の発送)などをもとに融資条件を設定します。きちんと約束を守れるかどうかはまさに信用力ですよね。
今は、LINEやメルカリをはじめとして、金融事業に多くの事業会社が進出しています。そのせいか、以前の消費者金融会社は単独での生き残りが厳しくなってきて、銀行の子会社になっています。アコムは三菱UFJ銀行、プロミスは三井住友のグループ企業です。大手の独立系はアイフルだけとなっています。
時代が変わるとビジネスの様相も様変わりですね。