ファイナンシャルプランナースペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
フォーサイトFP専任講師の伊藤です。

前回に続き、9月試験もかねて、直前対策(3級レベル)を記載していきます。ワンポイント講座のようなものにしますので、是非最後の追い込みとしてご確認ください。

括弧にあてはまる語句を答えてください。
〔1〕生命保険
<覚えるポイント>
◆生命保険料の仕組み
・(①)とは、少数では不確定なことも、多数で見ると一定の法則が見られることをいう
⇒保険では、保険料を算出する際に使用される
・(②)とは、契約者が支払う保険料の総額(運用益も含む)と、支払われる保険金
および予定経費の合計額が等しくなるように計算する原則をいう
・保険料は、純保険料と付加保険料から構成される。(③)は、保険金の支払い財源と
なる部分であり、さらに死亡保険料と生存保険料に区分けされる。これらは、予定死亡
率と予定利率をもとに計算される。一方、(④)は保険事業を維持・管理するための
費用(保険会社の経費等)であり、予定事業費率をもとに計算される

 
◆保険契約において知っておきたい事項
・(⑤)とは、保険契約にあたり被保険者の健康状態、病歴、職業などを保険会社に告げ
る義務をいう。告知にあたり重要な事項を告げなかったり、事実と異なることを告げた
場合には告知義務違反となる。この場合には、保険会社は保険契約の解除や保険金支
払いを拒絶できる
・(⑥)とは、保険会社が保障を開始する日のことをいい、保険会社の承諾があり、かつ
①保険契約の申込み、②告知または診査、③第1回保険料(充当金)払込みの3つが
完了した時となる
・保険料は、払い込む期間が定められているが、その期間を過ぎても一定期間は保険料の
払込みが猶予される。しかしながら、猶予期間を過ぎても払い込みがない場合には、
保険契約は原則として(⑦)する

払込方法 猶予期間
月払い 払込期月の翌月1日から末日まで
<例>払込期月が2月だとすると、猶予期間は3月1日から3月31日まで
半年払い
年払い
払込期月の翌月1日から翌々月の月単位の契約応当日まで
<例>払込期月が2月、契約応当日が10日だとすると、猶予期間は3月1日から4月10日まで

 
 
◆保険内容の変更
・契約転換制度とは、現在加入している保険の責任準備金や配当金を利用して、同じ
保険会社の新たな保険に加入する仕組みをいう。この場合には、新たに告知または
診査が必要となり、保険料は新たに加入する時の年齢、予定利率により計算される
ことになる
・(⑧)とは、保険契約者が保険契約の解約返戻金の一定範囲内で保険会社から貸付
を受ける制度をいう。一方、自動振替貸付制度とは、保険料の払込みがなかった
場合に保険会社が自動的に保険料を立て替えて契約を有効に継続させる制度をいう
・(⑨)とは、保険料の払込みを中止し、その時点の解約返戻金をもとに元の保険
金額を変えずに新たに保険期間を定め、一時払定期保険に変更するものをいう。
一方、(⑩)とは、保険料の払込みを中止し、その時点の解約返戻金をもとに元の
契約の保険期間を変えずに新たに保険金額を定め、元の主契約と同じ種類の保険
または養老保険に変更するものをいう

 
◆生命保険商品
・(⑪)とは、主に子供の教育資金の準備を目的とした保険であり、通常親が契約者、
子供が被保険者で加入する。契約者である親が死亡した場合には、それ以降の
保険料が免除されるが、生存給付金や満期保険金は受け取ることができる。親が
死亡または高度障害になったからといって死亡保険金や高度障害保険金が支払わ
れるわけではない
・個人年金保険の種類には、大きく分けて終身年金・確定年金・有期年金がある
(⑫)年金 被保険者が生存する限り、年金が支払われる
(⑬)年金 被保険者の生存を条件に、一定期間(例:10年間など)年金が支払われる
(⑭)年金 被保険者の生死にかかわらず、一定期間(例:10年間など)年金が支払われる
・少額短期保険業とは、保険業のうち少額かつ短期の保険のみを行う事業をいう。
1人の被保険者から引き受けることのできるすべての保険契約に係る保険金額の
合計額は、原則として1,000万円を超えてはならないとされる。また、少額
短期保険業者は、保険契約者保護機構には加入対象外なため、経営破たんした場合
には保険契約者保護機構による保護は(⑮)
・総合福祉団体定期保険とは、福利厚生を目的とした定期保険になり、法人を契約者、
役員・従業員が被保険者となる(⑯   )年更新の団体保険である※生命保険は、
学科試験で必須の分野です。様々なルール、保険の内容をしっかり確認してください。

 
<解答>
①大数の法則 ②収支相当の原則 ③純保険料 ④付加保険料 ⑤告知義務
⑥責任開始日 ⑦失効 ⑧契約者貸付制度 ⑨延長保険 ⑩払済保険 ⑪こども保険
⑫終身 ⑬有期 ⑭確定 ⑮受けられない ⑯1

 
<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の問題に答えなさい。三択問題

【問題1】
保険業法上の保険募集において、(①)とは、保険募集人が保険契約の勧誘を行い、保険契約の成立は保険会社の承諾による形態を指し、(②)とは、保険募集人が承諾をすれば、その保険契約が成立する形態を指す。
1) ① 代理 ② 媒介
2) ① 斡旋 ② 代理
3) ① 媒介 ② 代理

<解答> 3)
媒介と代理の違いについて問う問題です。媒介では、保険会社の承諾が必要となります。

 
【問題2】
生命保険契約において、契約者(=保険料負担者)が夫、被保険者が妻、死亡保険金受取人が子である場合、子が受け取る死亡保険金は、( )の課税対象となる。
1) 相続税
2) 贈与税
3) 所得税

<解答> 2)
契約者、被保険者、死亡保険金受取人が全員異なる場合には、死亡保険金受取人が受けとる保険金は相続税の課税対象となります。

 
いかがでしたでしょうか?試験対策を今後も数回続けていきます。
それではまた次回、お楽しみに★



伊藤 亮太

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