ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ
ベトナムの投資ツアーから得たこと①

皆さん、こんにちは。
フォーサイトFP専任講師の伊藤です。

今回は、3月19日~26日にかけて、ベトナムの投資ツアーを開催したことについて、4回に分けてブログで触れていきたいと思います。

■日本の外に出ることの大切さ
 3月のベトナム投資ツアーは、私伊藤が主催したものであり、現地滞在の私の証券会社時代の後輩と企画したものでした。コロナ禍からも解放されつつあり、そろそろ海外もいいよね?そうした気持ちから、まずは直接のお知り合いを中心に声がけをしやすい方のみにお声がけをし、実現しました。
 とはいえ、気づいたら総勢21名の大集団に。この大集団により、3/19に羽田もしくは成田を出発、ホーチミンへ向かいます。到着翌日に、BIDV銀行とバオベット証券にて口座開設を行います。実は私自身は2023年8月に先に現地に行き、口座開設を行っていました。そのため、どのような流れで作成するかなどは要領を得ていましたので、皆さんその日の午前中に口座の開設が行え、スムーズな取引ができました。あとは帰国後に入金し、ベトナム株式の取引やベトナムドンの預金を行うといった流れになります。
 こうして、口座開設だけであれば、たったの半日で完成したのです。今や海外での口座開設は、マイナンバーやパスポートなどは必須です。居住実態がないと作成できない国・地域も多くなっています。そういった意味では、ベトナムは居住実態までは問われておりませんので、まだ作成は容易な部類に入るといってよいでしょう。
 とはいえ、現地に滞在する後輩があってこそです。私一人ではもちろん作成などできず、作る気にもならなかったことでしょう。今回は口座開設手数料も特にかからず、皆さん喜んでいらっしゃいました。あとは実践あるのみです。
 その日の午後は、現地の上場企業を訪問しました。最初に訪問したのがDGW社。外国人保有比率が3月末で24%ほどと外国人からも評価されている会社です。すごくざっくりいえば、日本の楽天、米国のアマゾンのような会社です。家電製品から日用品など幅広くインターネットで販売する企業です。売上、利益ともに堅調であり、さすが人口1億人のベトナム、今後も人口増加の波があり、期待できる企業の1つだと感じましたね。国外に目を向ければ、まだまだ成長の波は著しく、期待できる企業などは多くあることがわかります。殻に閉じこもっていてはだめですね。
 続きは次回号にて。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。

次の問題に答えなさい。

【問題1】
投資信託等の売買の仲介を行うIFA(Independent Financial Advisor=独立系ファイナンシャル・アドバイザー)は、金融サービス提供法が適用される。

<解答>〇
適切。投資信託等の売買の仲介を行うIFA(Independent Financial Advisor=独立系ファイナンシャル・アドバイザー)は、金融サービス提供法が適用されます。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★