先日、ダニエル・コイルというアメリカ人のジャーナリストが書いた
「才能を伸ばすシンプルな本」という本を読みました。
ダニエル・コイルという人は、ノースウェスタン大学特任研究員で
「ニューヨーク・タイムズ」紙や「スポーツ・イラストレイテッド」誌へ
多数の寄稿をしている人です。
また、米テレビ「ABCワールド・ニュース・トゥナイト」や
CNNなどの報道番組にも出演しているそうです。
この才能を伸ばすシンプルな本は、
ダニエル氏が優秀な学生を育てている学校を取材して書いたものらしいのですが、
その中に以下のような一節がありました。
“単に練習したというだけで、何かを達成したと勘違いしてはいけない。”
“本当の目標は「練習すること」ではなく「上達すること」”
この一節は、非常に含意のある文章だと思いました。
資格試験においても、
勉強をすることを目的にしている人が偶にいらっしゃいます。
しかし、資格試験では、本当の目的は試験に合格することであり、
勉強そのものが目的ではありません。例えば、研究と試験勉強は違うものだということです。
もちろん、色々な解釈ができると思います。
どうぞ、みなさんも自分の中で色々な解釈をしてみて下さい。