行政書士講座の講師ブログ

言葉の力

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

今回は、言葉の力を考えてみたいと思います。
私は、ノートやメモに「やるべきこと」や「やりたいこと」を書くようにしています。
そうすると、忘れないことは勿論ですが、そのことの実現可能性が高まる気がします。

書き出したほうが、頭で考えているよりも実現可能性が高いのかどうか?

私なりに探したのですが、このような意見を裏付ける科学的なデータは見つかりませんでした。もちろん、私の探し方が悪いのかもしれませんので、あくまでも「私が探した限りではない」ということです。

ただ、私自身の感覚で言えば、書き出した方が実現可能性は高まると思います。
自己暗示なのか、それとも書き出すことで目標が明確になるのが作用するのか、書き出す作業の中で頭が整理された効果なのか、そのいずれもが該当するのかは不明ですが、個人的な感覚としては、頭の中にあることは書き出しておいた方が良いと思っています。

ところで、SNSにおける誹謗中傷が刑事・民事問題となり、また社会的な問題として議論をされて久しいですが、個人的には、これは言葉の力を悪用したものと評価できるのではないかと思っています。
前記のように、言葉の力は、善用すれば自己実現や自己統治に非常に役に立つものだと思います。
しかし、どんな力でも悪用すれば、相手だけでなく自分自身にとっても、その結果は悲惨なものとなります。

自戒も込めて、今一度、言葉の力を上手に使えるように考えていこうと思います。

今回は、このへんで。