行政書士講座の講師ブログ

暗記は正確にしないと意味がない

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

資格試験では、当然ですが暗記することが多いです。
条文の知識、判例の結論や理由付けなどが主に覚えるべき対象ですが、対象が広いので覚えるべき事柄は膨大だと思います。
暗記するべき事項については、ある程度機械的に覚えるべき事柄と、理論や理由があり考えながら覚えるべき事柄があると思います。
いずれにしても、一問一答などを活用して繰り返し思い出して暗記する方法が一般的だと思います。

ただし、試験では、暗記した事項が正確に覚えられていないと得点に結びつかないことがあります。多くの方が、すでにご承知だとは思いますが、敢えて書きます。
暗記は、いわゆる「うろ覚え」では、役に立ちません。

多くの方が、過去問を解く場合などに経験があると思いますが、5択の問題などで3つの選択肢は切ることができたのだけれども、残りの2択で迷ってしまうようなことがあります。
この場合に、自信をもって選ぶことができるようになるには、やはり正確な知識を覚えているということが必要です。
5択が2択にまで絞れるということは、ある程度は学習が進んで来ている証拠ですが、最後の選択で正しい選択をするためには、やはり正確な知識が必要になると思います。

暗記をする場合には、このような場面を想定して、できるだけ正確に覚えるようにしていきましょう。

今回は、このへんで。