行政書士講座の講師ブログ

習慣を作る上での工夫

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

学習習慣をつけましょう、とよく言います。

そもそも、人間の生活には、食事・睡眠のように本能的な活動や、自分が好きなことや楽なことをしたいという欲求に応じる行動があると思います。
これらは、意識せずとも、どんどん実行することができます。
勉強よりも、ゲームや飲酒などの方が、断然簡単に実行できます。
他方で、勉強をするには、「勉強するぞ」と決意をして、頑張って勉強するという方が多いのではないかと思います。

そこで、習慣化です。
習慣化は、無意識の日常動作のように、実行の決意とは無縁に半分自動的に行動できます。
朝起きて、顔を洗って歯を磨くという行動には、多くの人には決意は不要だと思います。

それでは、勉強を習慣化するのはどうするか?
ある行動を習慣化するのは、なかなか難しいと言われますが、一つの工夫としてよく提唱されているのが、その行動を起こすトリガーを設けるということです。
トリガーとは、きっかけと言い換えることができます。
例えば、「電車に乗ったら一問一答を実行する。」というようなことです。
「電車に乗る」がトリガー、「一問一答を実行する」が習慣化したい行動です。

ただ、このトリガーには時間は良くないそうです。
例えば、「夜8時になったら机に向かう」というのは、よくあるルールですが、帰宅が遅くて夜8時を過ぎてしまったりすると、目的の行動が起こせないことになり習慣化が定着しない可能性が高いそうです。
そこで、トリガーには、いつも行う行動が相応しいそうです。
朝食、昼食、車の運転、電車に乗る、歯磨き、お風呂に入る、ストレッチなどなど。
すでに、みなさんが毎日行っている行動をトリガーにしてみると、スムーズに勉強という行動が起こせると思います。

もしよければ、試してみてください。

今回は、このへんで。