保育士講座の講師ブログ

放課後関連の事業

私のtwitterアカウント(https://twitter.com/foresight_river)で放課後等デイサービスについて出題しました。回答結果は次のとおりになりました。

Q. 社会的養護からの問題です。放課後等デイサービスは、小学校に就学している児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業をいう。〇か×か?

この設問の正解は×でしたが、約6割の回答者が〇を選びました。

設問は放課後等デイサービスではなく、放課後児童健全育成事業、いわゆる学童保育や放課後児童クラブと呼ばれる事業です。放課後児童健全育成事業は、小学校の授業後にも親が不在でいない子どもたちのために施設を開放して、遊んだり宿題をしたりして親の帰りを待つ事業です。「児童福祉法」に規定しており、平成27(2015)年からスタートした子ども・子育て支援新制度において地域子ども・子育て支援事業の一つに位置付けられています。

それに対し、放課後等デイサービスは、学校就学中の障害児が対象になります。放課後や夏休みなどに、児童発達支援センターなどの施設に通わせて、生活能力向上のための必要な訓練、社会との交流促進などの支援を行います。障害児通所支援の一つです。

「放課後」という言葉でひっかけた設問でした。ひっかかっていただいた皆さん、ありがとうございました(笑)

社会的養護や子ども家庭福祉にかかわる事業について、どうしてもイメージがわきにくい場合は、動画投稿サイトなどで検索していただくと動画が見られてより理解が深まります。

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