保育士講座の講師ブログ

問題集の取り組み方

令和6年前期試験まで3か月ほどになりました。

試験が近づくにつれて、焦りや不安な気持ちがでてくると思います。
しかし、試験勉強の成果はすぐに出るものではないため、
ここで焦りすぎることは禁物です。

 

学習面でのポイント

 

学習面でのポイントとして、
保育士試験では、頻出事項をあやふやではなく確実に押さえることが大前提です。

あやふやに覚えていることは、
別な角度から問われたり、
問題形式などが変わると不思議と解けなくなるものです。

テキストや問題集に書いてある内容から離れたことを深堀しても、
出題される可能性は低く点数アップにはつながりにくいです。

問題集に取り組むに当たっては、
難易度A問題(もっとも基本的で最重要レベルの問題)を中心に

❶問題を解く
❷解答解説を確認する(可能であれば参照できるテキストページを確認する)
❸問題を解き直す

この流れを定着させましょう。

この流れでも記憶が定着していない場合は
❷から❸の間が空きすぎている可能性も考えられます。

人は忘れる生き物なので、
大事な情報であっても時間がたつと忘れてしまいます。

しかし、忘れる前に再度覚え直せば記憶の定着は向上します。
そのため、❷から❸の間を短くすることも考慮に入れていただければと思います。

覚えなければならないことが次々に出てきて大変だと思いますが、
その都度覚えていくしか力をつける方法はありません。

しかし、試験では満点をとる必要はなく、
最重要の難易度Aの問題で問われる論点を押さえるだけでも、
合格点の6割は十分達成することができます。

気持ちの面でも、
合否についていま考えても結果は変わらないので、
合格を信じて学習に取り組みましょう。

合否について考えるのは、試験が終わってからで大丈夫です。

試験ではあまり手応えがなかったと思っても、
意外に点数がとれているものです。

合格点の6割は決して遠くにあるものではありません。

大切なのは、
目先のことに一喜一憂せず
必ず合格するという強い思いをもって日々努力し続けることです。

自信をもって合格に向けて突っ切る思いで、
試験までの期間を有意義に過ごしていただければと思います。