危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

燃焼の基礎に関する過去問②

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」について見ていきたいと思います。

燃焼の一般的説明について、次のうち誤っているものはどれか。

1.燃焼は発熱、発光を伴う酸化反応である。
2.可燃物と空気が接触していても、着火エネルギーが与えられなければ、燃焼は起こらない。
3.液体の可燃物の場合、沸点が低いものは火がつきやすい。
4.固体の可燃物の場合、細かく粉砕されているものは火がつきやすい。
5.可燃物は、どんな場合でも空気がなければ燃焼しない。

燃焼するための要素としては、空気のように酸素供給源があれば、燃焼が起こります。また、第5類危険物のような自己反応性物質は、その物の多くが酸素を含んでいるため、空気がなくても、燃焼は起こります

よって、選択肢の5が誤りとなります。
「どんな場合でも」という表現のように基本的な事項に対して例外的な場合はないかというのは気にしてほしいポイントになります。

今回は「燃焼の基礎に関する過去問」について、見ていきましたので引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介していきたいと思います。