危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

消火の基礎に関する過去問④

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は「消火の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続きから「消火の基礎に関する過去問」をご紹介していきたいと思います。

消火剤として用いられる泡に必要な一般的性質について、次のうち誤っているものはどれか。

1.付着性を有すること。
2.流動性を持つこと。
3.耐熱性があること。
4.安定性(持続性)があること。
5.水と反応性があること。

水と反応性があると、水と接触した場合に反応して泡が消えてしまうため、泡消火剤は水と反応性があってはなりません。

よって、誤っているものは、選択肢5.になります。

消火の基礎については、「基礎的な物理学及び基礎的な化学の科目」のなかの1つとして出題されるわけですが、一般的な常識レベルで対応できる問題もあります。

本問は、まさにこのような問題だと思います。水と反応する→泡が消える→消火剤として適さないという論理的な流れで解答を導くことができたのではないでしょうか。

今回は「消火の基礎に関する過去問」について、をご紹介しましたので、次回も引き続き「消火の基礎に関する過去問」についてご紹介していきたいと思います。