危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

物理の基礎に関する過去問⑦

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続きから「物理の基礎に関する過去問」をご紹介していきたいと思います。

ある液体100gを10℃から30℃まで高めるのに必要な熱量として、次のうち正しいものはどれか。ただし、この液体の比熱は2.5J/(g・K)とする。

1.2.5kJ    
2.5.0kJ    
3.7.5kJ    
4.10.0kJ    
5.12.5kJ

熱量は、Q= cmtによって求めることができます。
Q =100g× 2.5J /(g・K)×(30℃-10℃)になります。

よって、熱量Q=100g× 2.5J /(g・K)× 20K=5,000J=5.0kJ になります。

計算問題については、計算間違いしないことは、もちろんのこと、前提となる公式を正しく覚えておかないと答えを導くことはできないため、しっかりと公式は、暗記しておいてください。

また、計算問題においては、単位を考慮して計算しないと、答えが大きくずれることになりますので、その点も注意が必要です。

今回は「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、次回も引き続き「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介していきたいと思います。