公務員試験対策講座の講師ブログ

令和2年度特別区Ⅰ類 問13

皆さん、こんにちは。
数的処理科目担当の岩崎郁人です。

さて、今回も昨今の出題事例を確認しながら自信をつけていきましょう!

http://www.tokyo23city.or.jp/saiyo/sikenmondai_r02/siken_pdf/ichirui/kyouyou.pdf

うそつき問題です。「うそつき問題の学習がまだ」という方も、「真理表」というタイトルのついたページだけ学習していただければ解けますので、15分程度、動画と例題だけご確認いただき、是非「本試験レベルも大丈夫」という自信をつけてください。

まず、テキストと同様の表を用意します。

さて、表の見方はタテが発言した人、そして横には当選した可能性のある人が並んでいます。
その上で、何をやっていくかと言えば、Aから順に、「その発言が正しいものと仮定する」という作業です。
それぞれの発言が正しいとし、当選の可能性のある人には○、可能性のない人には×をつけていきます。
例えば、Aの発言が正しいのであれば、当選したのはBかCであるので、この二人に○、一方その他の人物には当選の可能性がなくなるので×をつけましょう。
また、Dのような発言の場合、CとDに×がつくので、それ以外には当選の可能性が残ると考えましょう。あくまで、可能性があるかないかですからね。

では、残りの発言についても記入しておきましょう。
表は下記のように埋まります。
さて、次にすべきは、A~Eを順に当選者だとすると?と仮定し、問題の条件と矛盾しないかをチェックしていきます。
例えば、かりにAが当選していたとすると「Aに当選の可能性がある」という真実を述べるのがBとDの2名になり、2人がうそ(=3人がホント)という問題の条件を満たせなくなります。

という視点で見てあげると………、そうですね当選したのはBになります。
テキストの例題レベルでクリアできたのではないでしょうか?