皆さん、こんにちは。
数的処理科目担当の岩崎郁人です。
さて、本問もテキストの例題が解ければ、すぐに対応可能な問題でした。
正十二面体の論点です。
まだ手をつけていない方も、テキストをパラパラっとめくっていただければ同じようなものが目に入るはずです。
https://www.saiyou.metro.tokyo.lg.jp/saiyou2021/03mondai/ca/kyoyou/03-ca-kyoyou.pdf
本問は、展開図上で★をつけた面と平行になる面を推理するものでした。
(出典:東京都庁採用ページ)
いわゆる、「展開図のルール」にのっとって星のついた面の移動を確認します。
ここで「展開図のルール」まで説明してしまうと長くなってしまうので割愛しますが、図の中に、組み立てた時に重なる辺を図示します(同じ色のついた辺同士が重なります)。
(出典:東京都庁採用ページを元に筆者加工)
さて、ここでオレンジの辺同士が重なるように★のついた面を切り取って移動します。
また同様にBと書かれた面も切り取って紫同士が重なるように移動しましょう(この際、裏返さない、言い換えれば紙の上をズルズルと這って移動させることをお忘れなく)。
すると、次のような関係になります。
(フォーサイトテキストより抜粋の上、加工)
このとき、テキストにあるように
となるので、本問の正答はBであると言えますね。