公務員試験対策講座の講師ブログ

令和2年度裁判所職員採用試験(大卒)教養 問24

皆さん、こんにちは。
数的処理科目担当の岩崎郁人です。

さて今回も、昨今の出題事例を確認しながら自信をつけていきましょう。
今回は、場合の数(順列)です。テキストの理解だけで十分可能ですので、まだ未学習の方もテキストの順列を確認の上、是非トライしてみてください。

https://www.courts.go.jp/saiyo/vc-files/saiyo/2020/mondai/01-XYC9-kiso.pdf

「偶数が何通りできるか」ということなので、一の位は0,2,4,6の4通りとなりますね。

では、一の位が0の場合①と一の位が2,4,6の場合②というように場合分けをして考えていくことにしましょう。

①の場合:一の位は0のみの1通りで、百の位および十の位にはその他の数字を自由に使えます。


よって、6×5×1=30通りです。

②の場合:一の位は2,4,6の三通りです。

 

 

 

 

5×5×3=75通りになります。
よって、和の法則より、30+75=105通りです。

②の場合について、まとめて計算するのが「???」の場合はさらに場合分けをして、
②(ア)一の位が2の場合
5×5×1=25通り。
これが「4,6でも同じだけあるから計75通り」としてもオッケーです。