公務員試験対策講座の講師ブログ

令和3年度特別区Ⅰ類 教養 問26

皆さん、こんにちは。
数的処理科目担当の岩崎郁人です。

さて、今回もテキストの例題を理解したら、すぐに解けてしまう問題を確認していきましょう。
今回はリンクに飛ばなくても、読みながら理解できる内容になっています(詳細は下記のリンクをご覧ください)。
http://www.tokyo23city.or.jp/saiyo/sikenmondai_r03/siken_pdf/ichirui/kyouyou.pdf

「一筆書きの問題」です。
一筆書きの学習がまだの方も、軽く動画を15分ほどご覧いただければ「解ける!」という自信につながるはずです。

定番問題である「次のうち一筆書きができるのは?」ですが、何をすべきかと言えば、奇点の数を数える、でしたよね。
そして「奇点が3つ以上あった時点で、その図形は一筆書きができない」というのが講義内で扱ったルールです。
では、さっそくそれぞれの図形について、奇点の数を数えていきましょう。

Aについては、すべて偶点です。よって、一筆書きは可能です。

Bについて、赤丸で示した個所は奇点です。二か所だけなので、この図形も一筆書きが可能です。


(出典:特別区採用ホームページより抜粋の上、筆者加工)

以上より、正解は1で答えは出ていますが、C、D、Eについても念のため見ておきましょう。
それぞれ、同様に赤丸で記した部分が奇点となっており、2つ以上あるため、一筆書きはできません。

(出典:特別区採用ホームページより抜粋の上、筆者加工)

どうでしょうか?テキストの例題の理解が、本試験での得点に直結していましたね。