公務員試験対策講座の講師ブログ

学習をスタートする方が今、まずやるべきこと

来年の公務員試験に向けて、スタートを切られる方も多いことでしょう。
まず、この時期やる気に満ち溢れている方が多いのですが、気持ち的には「ソロっとスタートする」というイメージで始められることをオススメします。

その上で、「勉強するぞー」ではなく、「サボらないようにしよう」というスタンスで学習計画を立ててください。

1年間という長丁場です。

学力が向上するのはまだ先ですし、嫌でも一日中机の前にいるべき時期は来ます。

まだ、その時ではありません。

まずは、「勉強する習慣の確立」を構築しましょう。

①どの場所なら勉強しやすいのか?
例えば、自宅の机が必ずしもあなたにとってベストとは限りません。
また、場所を変えることで気分が変わり、学習の継続に役立つこともあります。
勉強できる場所は複数持っておくとよいですね。

②どの時間帯なら勉強できるのか、
人によっては、朝がいい、逆に夜中がいいとあると思います。
また、部活やバイトがあると、それを除いて勉強時間を確保する必要があります。
お伝えしているように、大量の時間を現時点で確保する必要はありませんが、大量の時間が必要になる時期は必ず来ます。

さて具体的に学習する科目としては、「知能科目」から手をつけましょう。
なぜならば、学力が伸びるのに時間がかかる性質があるからです。

僕の講義に参加していただいているのであれば、数的処理科目については判断推理からスタートします。
計算はほぼ出てこないので、算数や数学が苦手な方でもとっつきやすいです。
15分単位の動画をひとつずつでも見られたら万々歳です。
その際、1周目については「該当する章の問題集の問題を全問解かなきゃ」などと気負う必要は皆無です。

まず、範囲を一通り見ていただきたいので、テキストだけでもいいですし、「行けそうだな」と感じたのであれば、該当する問題集の章の1~3問だけ解くというのでも構いません。

各章には、問題の出典に「Ⅲ類」「Ⅲ種」「経験者」「キャリア」「高卒」といった文言が含まれている問題があります。

これらの問題は、講座の開発チーム全体として「初学者の方にはまず、基礎的な問題で基礎をがっちり固めていただきたい」という趣旨で掲載しているものです。

問題選びの際に参考にしてみてください。