公務員試験対策講座の講師ブログ

とにかく最初がきついです。

最初の講義に受講された方が「こんなにきついのが今後ずっと続くんですか?」と授業後におっしゃることがあります。

確かに、僕は基本的には受講生の時間対効果を重視します。
よくお伝えしているのは「講義に参加する前と後でどれだけ合格に近づいたかだけを考えてもらえればいいです」という点です。
「他人との比較は一切しないで大丈夫です」というメッセージ、そして「時間とお金を投資しているのだからなるべく有益に使っていただきたい」という願いです。
ですので、露骨に余計な話を入れたりもしませんし、演習は徹底して、緊張感を持って行ってほしいという気持ちがあります。
時としてそれがきつく感じる場合もあるかもしれません。

ただ、タイトルに戻りますが、基本的には最初の講義が一番きつくて、2番目にきついのが2回目の講義だと考えています。

というのは、これも常々お伝えしていることではありますが、公務員試験勉強は、学問というよりはスポーツやダイエットに近いものです。

共通点としては次の通りです。
①短期間でも成果は出せるが、じっくり時間をかけた方が無理はない
②休むと戻すのに結構時間がかかる
そして、
③最初が一番きつい
です。
スポーツであれば筋肉痛に悩まされたり、部活のメンバーとの人間関係づくりが大変だったり、ダイエットであれば甘い物や揚げ物を我慢するのに精神力が必要だったり。
でも、習慣になってしまえば気づいたら筋肉がついていたり、あんなに好きだった甘いジュースより炭酸水を好んでいたりというようなことってありませんか?

もし、4月から学習をスタートしていた方であれば、その期間はすでに抜け出しかけているはずです。
あるいは「もう、習慣だよ」という域にいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、夏休み、ここで放置してしまうとまたスタートに戻ってしまうので、スケジュール管理はご注意ください。

秋から学習を始めてみようかなという方、教養型であれば来年の本試験に余裕で間に合います。
ただ、最初だけ、スポーツやダイエットのように、少しだけきついかもしれません。
一緒に乗り越えていきましょう。