公務員試験対策講座の講師ブログ

公務員試験には努力家の人が向いていますか?

もちろん、努力家の方で、毎日コツコツと頑張っている方は、指導もしやすいです。
合格までの日数と逆算してその通りに動いてくださるので、僕もコーチとして勝ちパターンが見えやすいのは事実です。

しかし、公務員試験は童話「ウサギとカメ」ではありません。
つまり、童話の中で、ウサギとカメの話ではコツコツ努力したカメが勝ってはいますが、公務員試験は、勝者は一人ではありませんよね。
「このラインまでに入ればいいですよ」という形で合格者数が毎年設定されています。
要するに、ウサギ型の人もカメ型の人がたくさんいる中で競争するわけですから、合格者の中にも大量のウサギ型と大量のカメ型が混在しているわけです。

ですから、ウサギの瞬発力を発揮できていなくて、まわりがコツコツと積み上げているように見えたとしても、今の時期であれば心配する必要はありません。

ちなみに、僕自身、コツコツ努力家ではありません。
学校の定期テストは、その日の明け方まで詰め込んでいたタイプです。むしろ、結構なナマケモノです。

ただ、公務員試験で一夜漬けはさすがに不可能です。
「コツコツ方のように毎日一定量」と言わないまでも、なにがしかの形で学習が継続している必要はあります。

そこで、ひとつのアイデアとして「強制力のある状況を作る」というものがあります。

例えば、僕が様々な試験で意識してきた「模試を受けまくる」なんてのが当てはまります。
テスト中は100%集中して勉強しますし、一応、見直しもします。
また、さすがにテストが近ければ、無視するわけにもいかないので、(いやいやではあっても)勉強するようになります。

他にも、「一日のスケジュールの最初に勉強を組み込んで、それが終わらないと何もできないようにする」なんてのもやったことがあります。

性格はなかなか変えられませんが、戦略を変えるのは簡単ですしね。