公務員試験対策講座の講師ブログ

受験はチャンス

こんにちは!

暗くなるのが早くなってくるこの時期、勉強に対しても気持ちが暗くなりがち、ということはありませんか?
ということで今回は気持ちを新たにできるような内容は何かないかと考えていました。

先日、新聞を読んでいると、ビリギャルのモデルとなった小林さやかさんが「受験は逆転のチャンスであるべきだ」という旨の発言をしておられました。
低年齢から受験準備が進み、後から受験競争に参加すると不利になる現状を嘆いてのことです。

僕も受験にかぎらず「試験はチャンス」だと思っています。
具体的に今回僕はチャンスの意味を「その比と個人の、思い立った日(やる気になった日)から試験日までの努力が評価されやすい」と定義します。

公務員試験が他の採用試験と比べて比較的フラットなのは、次の要素が入っているからではないでしょうか?

①大学で初めて学ぶ科目orそもそも大学でも学ばない科目がある
経済学や法学なんかは初めて学ぶ、あるいは学部によっては学びませんよね。
多くの人が初めて学ぶ分野であれば、勉強を始めた時点で横一線です。
教養科目で言えば、判断推理分野などは中学受験経験者を除けば、学習したことのある方は少ないはずです。

②試験範囲が広すぎて、そもそも誰も全部やれない
自分の得意分野、学習経験を活かして合格点を作り上げればいいのは好都合です。
常々、試験範囲が広いのは悩みの種とされがちですが、こういうメリットもありはしないでしょうか?

③実技系の科目
シャトルランとか、ピアノ演奏とか、これまでの学習経験はこれまたほとんど関係ないですね。
勉強以外の分野で頑張ってきた方が、その経験を活かせる職種が公務員試験にはあります。

④標準学習期間が6か月から1年程度で常識的
「ロースクールに通える」とか「何年でも浪人してもいい」というのが前提になると、そもそも入口にすら立てない人だって出てきてしまいます。

加えて、公務員試験については少なくとも建前上は、学歴、容姿といったものが大きく入り込む場面は限定されています。

そういう世界だからこそ、僕自身、チャンスをつかむために努力している方を支える仕事にやりがいを感じますし、受講生の方も時として厳しいトレーニングメニューもこなしてくださるのだと考えています。