公務員試験対策講座の講師ブログ

勉強しない日はあってもいいか?

基本的に僕のスタンスとしては「毎日勉強する!!!」のではなく「勉強しない日をなくす」です。
いつも言っているのですが、スポーツやダイエットと同じで、少しずつ長く継続している人が、無理なく成果を上げられます。
筋トレとかも、「さぼると取り戻すのに苦労する」というのはスポーツをやった経験のある方はご納得いただけるはずです。

ですから、勉強しない日は無いに越したことはないでしょう。
気軽に考えて、例えば、遊びに行くとしても「ひとりで電車に乗っている時間だけ問題集を読む」というようにすれば、まったく勉強しない日というのはかなりの確率で排除できます。
そのために、いつでも取り出せて持ち運びやすい教材を決めておくというのも手ですね。

ただ、そうは言っても365日24時間試験のことだけを考えるというのは、それまた違う気もしますよね。
受験生個人の性格やライフスタイルも千差万別です。

そもそも幸せな生活を送るために、公務員試験という勉強に投資しているのに、ここから試験日までずっと不幸せではある意味本末転倒ともいえます。
また、やらない日があることで逆に「罪悪感を覚える」というのも精神的にいいものではありません。

さすがに直前期に勉強しない日はあっては困りますが、今は継続が優先です。
この時期なら、あくまで計画的で積極的な休暇であれば、休暇はモチベーション維持のために必要と考えるのも一手でしょう。
以前、モデルのミランダ・カーさんが、「8割の節制と2割の不摂生」というようなことを言っていました。(割合はちょっとうろ覚えです、スミマセン)
世界で戦うモデルでもハンバーガーやポテトを食べるのをSNSで発信されていて驚いた記憶があります。
意図的にガスを抜くのは大切なことなのかもしれませんね。
ただし、「なんとなくボーっとしていたら一日が過ぎてしまっていた」という消極的な無勉強だけは避けておきたいところです。

ただそれでも心配な方(休むことに罪悪感を覚えてしまう方)のために、ひとつオススメの無勉強日の作り方を。
あなたも「今週はここまでやる!」という計画を立てているはずです。
その計画が前倒しでクリアできてしまえば、「その日を休暇に充てる」というようにすれば、スケジュールに遅れを出さず、休養日の設定が可能です。

今は、あなたにとって一番無理のないやり方で、学習を進めていきましょう。