公務員試験対策講座の講師ブログ

大学3年生後期から学習をスタートする方へ

夏休み明けから学習をスタートする方・された方、是非、最後まで頑張っていきましょう。

まず、教養型の試験に関して言えば、特に慌てる段階ではありません。
就職活動と並行しながら、十分に余裕を持って進められます。

入り口のところで、しっかり正しい学習戦略を立てていきましょう。
いくつかチェックポイントを挙げておきます。

①今年度の受験案内の確認
来年も全く同じとは限りませんが、出題範囲や募集職種、配点等もっとも正確な情報です。
「○○県 採用」等で自治体の該当箇所に到達できます。

②配点に応じた学習計画
細かな配点は公開されていない自治体が多いですが、一般的に数的処理・文章理解・社会科学で配点の7割程度を占めてきます。
優先順位も当然、そこに重きが置かれます。

③科目の取捨選択
②とも関連しますが、膨大な試験範囲の公務員試験は科目の取捨選択が重要になってきます。
その意味で、志望先の1年分の問題に目を通して問題のレベルを把握、取捨選択に活用するというのもありです。
例えば、次のような書籍(過去問500とか、350のシリーズです)で直近の問題を載せているので、レベル感の確認をするのもいいかもしれません。
「1年分」もきれいにそろえて載せてくれているので、配点の部分もつかめます。

(引用:AMAZON)

とはいっても、解く必要はありません。

1年分の問題の中には、学習を積み上げた方を集めても正答率が半分にも満たない問題がどうしても含まれています。

そこの判断はまだする必要はありませんし、逆に焦りの原因となるので、出題数と、フワッとした雰囲気が分かれば十分です。

ちなみに、最新版である必要もないので、古本でもオッケーです。

勉強にはつらい時期もあるとは思いますが、最後まで頑張っていきましょう!