公務員試験対策講座の講師ブログ

最近のニュース~簡単になった公務員試験~

かつてと比べて公務員試験に向けた勉強量はどんどん減っていっているというのが通説です。
大学生の方でしたら、親の世代と比べてイメージはガラッと変わっているはずですから、気楽にチャレンジしてほしいと切に思う次第です。

様々なメディアでも触れられているように、科目の減少やSPIの導入などは各自治体でお紺われており、人材獲得が大変なのだなと思わされます。

例えば、最近では次のような発表がありました。

■令和6年度東京都職員採用試験へ適性検査(SPI3)を導入します!民間企業への就職を考えているあなたにも!東京都職員1類B採用試験(新方式)が更に受けやすくなります

■令和6年度から和歌山県職員採用試験が大きく変わります

こちらの内容としては
・SCOAを導入し、公務員試験対策が不要になった
・受験地に東京が追加
といったものがあげられます。

こういった変化でまず恩恵を受けるのは

「基礎学力はしっかりあるが、日本史やらの勉強がダルい」

という方。

つまるところ、こういう層に受験機会が解放されるので、これまでの合格者にはいなかった合格者のパターンとして「学力はあるが公務員試験の勉強はやっていない」層が増えると考えています。
また自治体もそれを狙っているでしょう。
(しかしあくまでも「基礎学力はある」という注意書き付きであって、受験生全員が700hの勉強時間が20hになるということにはならないんじゃないかなという印象です。)

すると基礎学力のレベルが問題になるわけですが、あくまで僕の感覚ですが、「中学および高校の時の教科書の内容に抵抗感のなかった方」だと感じています。

もしあなたがそうだとすれば、教養科目だけでも700h程度必要と言われている勉強時間を大幅に短縮できるはずです。