公務員試験対策講座の講師ブログ

模試もそろそろ受けていきましょう

模擬試験が各予備校で実施されていきます。

「まだ怖い」、「力がついてから」と言っているとせっかくの成績上昇の機会を逃すことになりかねません。

まず、気持ちの上では「出来は一切気にしなくていい」どころか「これだけ×がついたのが今の時期でよかった」と思うために受けると考えていただいてもいいくらいです。

メリットとしては、まず、多くの方も思っておられる通り

弱点の把握

がひとつです。
とはいえ、仕上がっている分野は少ないでしょうから、この時期であればそれよりも

感覚をつかむ

ことを優先しておけばよいでしょう。
時間の感覚、問題の配列などは今後の学習の目安になります。

また、

井の中の蛙からなるべく早く脱する

きっかけになることも。

この言い方だと、さも井の中で有頂天になっているように聞こえ、失礼だと感じられる方もいるかもしれませんね。

しかし、ネガティブな意味ばかりでなく、「みんな勉強やってるんだな」「大変なのは自分ひとりじゃないんだな」と孤独感を減らしていくという意味でもあります。
特に、通信で学習していると自分と問題集だけが目の前に存在する時間が長いはずです。
その意味で、負担は大きいかもしれませんが、同じ費用であれば会場受験のほうがおススメです。

また文字通りの井の中の蛙状態の受験生を目の前にして「早く気付いてほしい」という親心に悩まされることも毎年のことです(本人のプライドもありますし、アドバイスにはタイミングも必要なので…)。

模試は「大きな、客観的な指標」をもとに学習を進めるきっかけ作りにもなります。