旅行業務取扱管理者講座の講師ブログ

旅行業務取扱管理者試験とは

 旅行業務取扱管理者の資格には、次の3種類があります。
① 総合旅行業務取扱管理者…国内・海外のあらゆる旅行業務が取り扱える
② 国内旅行業務取扱管理者…国内の旅行業務のみが取り扱える
③ 地域限定旅行業務取扱管理者…国内の限定された範囲の旅行業務のみが取り扱える(フォーサイトの講座では設定していません)
 旅行業者の営業所には、必ず旅行業務取扱管理者を選任しなければなりません。旅行業務取扱管理者になるためには、国家試験に合格することが唯一の道です。

 ここでは敢えて試験の詳細は省略します。詳しい試験内容は旅行業協会のホームページをご覧下さい。
ご受講中の方は、「入門講座」テキストをご参照下さい。
日本旅行業協会ホームページ(総合旅行業務取扱管理者試験を実施)
全国旅行業協会ホームページ(国内旅行業務取扱管理者試験を実施)

●旅行業務取扱管理者試験の魅力
 試験と聞くと、ともすれば無味乾燥でややこしいだけのもの、というイメージがあります。昔、勉強嫌いで学校の成績も悪かった筆者(相馬)のトラウマなのかも・・・
 しかし、手前味噌かも知れませんが、この試験にはこの試験ならではの、他の試験にはない魅力がある気がします。日本旅行業協会の試験実施状況データから見てみましょう。
 まず特徴的なのが、受験者の年齢層です。最も若い年齢区分は12歳〜15歳です。この層から、令和3年、4年と続けて合格者が1人出ています。12歳〜15歳といえば、中学生です! なんともスーパー中学生ですが、中学生でも興味を持って勉強できる資格である、といえるのではないでしょうか。
 一方、60歳以上の方は全受験者の5%強で、50歳以上となると約20%、70歳以上でも1%弱おられます。年齢分布は、国内旅行業務取扱管理者試験でも同じような傾向です。若年層や年齢の高い方は、就職・転職や業務上のスキルアップのためとは考えにくいですから、実用的なメリットだけではなく、さまざまな目的を持った幅広い層の方がチャレンジされていることが伺えます。

次回は、この資格試験の魅力をもう少し掘り下げてみましょう。