ラオス教育支援プロジェクト
新着トピックス
- 2021年ガン中学校 建設支援・開校予定
- 2020年ホーコンナイ中学校増設 建設支援・開校
- 2019年ホーコンナイ中学校 建設支援・開校
- 2018年カムトン中学校、ナボーン中学校 建設支援・開校
- 2018年2月8日2017年10月 ヴァンプアイ校 新校舎開校式
- 2017年1月18日ラオス・ビエンチャン教育施設視察2 IV-JAPAN 職業訓練校
- 2017年1月18日ラオス・ビエンチャン教育施設視察1 ラオス日本センター
- 2017年1月18日ドンニャイ校 新校舎開校式
- 2017年1月18日2015年11月~12月 教員研修支援
- 2017年1月18日ラオス教育支援プロジェクト
ラオスの概要
- 国名
- ラオス人民民主共和国
- 人口
- 約691万人(2015年)※日本の20分の1
- GDP
- 100億ドル(2013年)※日本の480分の1
- 面積
- 236,800㎢
プロジェクトの概要
- 支援方法
- フォーサイトよりアジア教育友好協会に支援金を寄付。アジア教育友好協会が現地 NGO などを通じて、実際の建設を監督。
- 場所
- ラオス サラワン県ラオガム郡ドンニャイ村
- 支援内容
- 校舎建設(高等学校 5 教室)、黒板・机・椅子など備品、トイレ(5 室)
- スケジュール
- 2015年11月、着工済み。2016年3月、フォーサイト現地視察。
2016年9月、竣工・新年度開始。11月、開校式。 - ポイント
- 棟梁が村人を指導しながら工事を行うなど、現地とのリレーションを大切にしています。自分事という意識を育てることで、継続的な教育の場を作っていきます。また、セメントやペンキなどの資材は、自然環境が厳しいラオスでも長持ちし、子供たちが安全に勉強できるような高品質のものを用いています。
パートナー 認定NPO法人 アジア教育友好協会 AEFA
- 概要
- 2004年6月 設立。東京都知事より「認定特定非営利活動法人」認定。
- 事業内容
- ・インドシナ半島の少数民族学童のための就学支援・学校建設の事業 ・現地での学校維持・運営のための地域自立化支援事業 ・現地と日本の学校をつなぐ姉妹校提携の推進事業 ・その他目的を達成するために必要な事業
- 理事長:谷川のあいさつ
- AEFAは支援者(ドナー)に、単なる寄付者ではなく支援事業のパートナーとしての参画意識を持つようお願いしています。「支援」とは、お金というだけでなく「善意」であり「思いやり」です。アジアの子供たちへの支援、日本の子供たちとの学び合い、夢の共有を通して、思いがけない経験や気付き、感動を皆さんと共有できればと思います。
(アジア教育友好協会 AEFA HPより)
活動スケジュール
- 2015年11月
- 着工済み。
- 2016年3月
- フォーサイト現地視察。
訪問先はラオス、ビエンチャン、パクセー、サラワン県(ドンニャイ村ほか)。
アジア教育友好協会 AEFAに同行しラオスの教育施設を視察 。 - 9月
- 竣工・新年度開始。
- 11月
- 開校式予定。
ラオス教育支援の背景 格差の現実
アジア最貧国の一つと言われていたラオスですが、近年は経済成長率が毎年7~8%で推移しており、水力発電などの資源関連部門や、観光産業を中心としたサービス部門での成長が著しい状況です。首都ビエンチャンでは外国人観光客も目立ち、交通量も多く貧しさは全く感じられません。一方で農村部ではベトナム戦争時に使われたクラスター爆弾が大量に残留しているなど、生活の安全・維持すら満たされないという現実があります。
フォーサイトが教育支援を行ったドンニャイ村も、周辺の道路は整備されておらず、電気が使えない地域も残っています。住民はコーヒーやキャッサバの栽培を生業としていますが、コーヒー1kgで1ドルといった値段で買い叩かれています。外国資本の進出により代々の土地を失う人もいます。彼らには交渉力がなく、自分たちの生きる術を自分たちで掴むことができないのが現状です。
ドンニャイ村の住民は自国の首都ビエンチャンに一度も行ったことがない人が多くいます。民家は木造で、柱は歪な石で支えられ、多くの家が傾いています。
都市部を離れると未舗装の道路が続きます。雨季には水が溢れ通行もままなりません。脆弱な交通網が地方の発展を妨げています。電線が近くまで来ていても、自宅まで引けない住民も多くいます。